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メカニックと営業の最強タッグ 「僕らに何でもお任せあれ!」

ヤブサキの車検工場、カーファクトリー。幅広い対応力が自慢です。今回はそこで働くメカニックの宮崎さんと、営業の河端さんに、仕事のやりがいなどをたくさん聞いてきました。

職種を超えた活躍ができる

—まずは2人の自己紹介をお願いします。

宮崎:幕張カーファクトリーでメカニック主任を務めている宮崎です。車検整備がメインの仕事になります。実は前職も自動車整備士で、ヤブサキに入ったころは船橋カーファクトリーに所属していました。前職が6人で月間100台を対応していたのに対して、船橋では2人で月間100台。それだけたくさんの数を整備できるなら、しっかりスキルアップにつながるなと思って転職しました。

河端:僕は新卒入社で、宮崎さんが以前いた船橋カーファクトリーで営業をしています。いらっしゃったお客様の受付や相談といったフロント業務だけでなく、エンジンルーム以外の簡単な部分のチェックをして見積もりを作成する、少し整備士に近い仕事もやっています。

—反対に、メカニックである宮崎さんがフロント業務を対応することも?

宮崎:ありますね。顧客折衝は最初は苦手でしたけど。それでも整備士が実際に説明しないと伝わらない部分があるので。車検を通すのにどうしてこの整備が必要か、整備士が説明した方がご納得いただけるケースというのはよくあります。意識しているのは、整備士は車のお医者さんだということ。医者って治療するだけじゃダメじゃないですか。ちゃんと患者に寄り添うべきで、話を聞いたりとかも大事な仕事ですよね。以前車検にいらしたお客様とは、お互い歳の近い子どもの話で盛り上がって。そうしたコミュニケーションから新しい整備の仕事につながることも多いので、少しずつ苦手を克服していきました。

—河端さんはどうして新卒でヤブサキに入社することに?

河端:営業職を軸に就活している時に、ヤブサキに出会って、社長の話を聞いたのが大きかったですね。「千葉県ナンバーワン企業を目指す」という夢に共感して。今は石油業界の中ではトップクラスなんですが、それでも千葉県の業界全体ではまだまだだと思います。早くもっと上に行きたいなと思いますね。上昇志向が強いのかもしれません。この間も新しい店舗の店長をさせてくれって部長に直談判をしたり(笑)。

マスタング、ランボルギーニ、対応可能です

—ヤブサキの自動車整備の特徴は?

宮崎:メーカーのディーラーとは違って、車種を選ばずにすべて対応できることですね。外車も含めて。自動車ってどこも基本的な構造は同じだけど、メーカーによってデザイナーや設計士が違うからエンジンの置き方やパーツの組み方が変わってくる。整備士としてはいくつものパターンを勉強できるから成長できる環境だと思います。特に外車って難しいんですよ。国産車だと整備振興会からマニュアルがもらえるのでそれに沿って対応すればいいんですが、外車だとそれがない。自分で考えてやっていくしかない。扱う時はヒヤヒヤしますよ。市川工場の工場長はマスタングを触ったって聞いて。すごいですよね。自分も早く外車でも恐れずに扱える技量を持ちたいですね。

河端:宮崎さんの言う通り、他社がビビって受け付けないような車でも対応する、という特徴はあると思いますね。たとえば僕は、ランボルギーニの洗車を受けたことがあります。店にランボルギーニが来たのでテンションが上がって、お客様に「洗車しましょうか?」と声をかけたんです。そしたら、ちょうど他社で断られていたらしくて、そこから通っていただけるようになりました。やっぱり最初は運転するのがめちゃくちゃ怖かったですけどね。3人がかりで慎重に慎重に。慣れた今は1人で。ちょっとアクセルを踏むだけでよく動く。さすが高級車ですね。

自分にしかできない仕事を、チームの支えで

—仕事のやりがいは?

宮崎:自動車整備が好きなので、趣味の延長という感じで、整備してお金がもらえるだけでも嬉しいですね。特に難題を解決できた時にやりがいを感じます。サビで部品が思うように外れない時に、叩くのか、引っ張るのか、油を差すのか、あるいは金属カッターを使うのか。考えたプランが成功すると、やったーってなりますよね。これ、他の人には外せないだろうなって。

河端:営業としては、お客様から自分を頼ってもらえることがやりがいです。印象に残っているお客様で、ちょっとガラの悪そうな男性がいて。「めんどくせえな」「おい何やってんだ?」という感じの言葉遣いで、ぶっきらぼうで態度悪くて怖いなあと思っていたんですが、大事なお客様であることには変わりないですから丁寧に接客していたんです。修理が終わって車を引き渡す際、「しっかりやってくれてありがとうな。これ、ジュース代にしなよ」って1,000円札をいただいちゃって。なんてカッコいいことしてくれるんだと思いましたね。接客に手を抜かなければ、こうした嬉しいエピソードがたくさんたまっていくんです。

—ヤブサキでよかったことは?

宮崎:最新の工具が出ると社長が積極的に導入してくれるのはありがたいですね。もちろん稟議は必要ですが、作業効率がどのくらい上がるのか、何台対応すれば元を取れるのかなど説明すると「そっか、じゃあ買おう」という感じで、買い渋られることはないですね。それから、チームワーク。車検の相談を受けて買い替えを検討されていれば販売につないだり、保険で悩まれていれば保険につないだり。逆にガソリンスタンドから車検につなげてもらったりと、部署間の連携はよそより多いと思います。なぜだろう?

河端:部署を超えて関わる時間が多いからじゃないですかね。全社員ミーティングがあったり、会社の部活動があったり。普段話したことない人にそこで話しかけたりしますね。僕はフットサル部に所属していて、誰にも頼まれてないのに勝手にキャプテンになっていましたね。仕事だけでなく部活動もガチでやりたいんですよ(笑)。

宮崎:マラソンや卓球大会もあったね。

店長と工場長は、すぐそこの未来

—最後に、今後の目標を聞かせてください。

河端:接客業のおかげで、自分でも話すのが上手くなったと思います。今ならナンパの成功率もかなり高いんじゃないかな、というのは冗談です。でも接客経験で、会話の引き出しが増えたのは事実です。それを活かしてまずは個人売上実績を伸ばしたい。そうでないと直訴したところで店長になれないと思うので。自分も含めて、もっともっと若手がベテランを脅かす存在になっていきたいですね。

宮崎:私は、目指すは工場長ですね。先ほども言いましたけど、憧れの工場長は難しい車種も難なくこなせる方なので、早くその人に追いつきたい。普段は後輩たちを指示して育成しながら、難しい車が来た時は自分が表に出て対応して背中で教える。そんな姿、カッコいいじゃないですか。

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