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事業に人を合わせるんじゃない。人に合わせて事業をつくる。新事業部責任者に聞く、ヤブサキの社風とは?

事業領域を広げ続けているヤブサキ。2020年11月からは新しく車販事業部が立ち上がりました。今回は、新事業部を率いる真志取(ましどり)主任にインタビュー。自由にチャレンジができるヤブサキの社風を教えてもらいました。

経験と適性に合わせて、新事業できました

—入社の経緯を教えてください。

2012年に車検工場の船橋カーファクトリーを立ち上げるタイミングで、営業として誘われて転職しました。前職では自動車の買取をしていて、関東から関西まで広く飛び回っていたのですが、そろそろ地元に帰ってこようかなと思い始めたいたころだったので、ちょうどよい時期でしたね。

—前職の経験を活かして、車販買取事業部を立ち上げたのですか?

入社当初から船橋カーファクトリーでも車販を担当していて。とはいえ、最初の2、3年間は車検工場のフロント業務で手いっぱいで。その後、車販課を経て、いよいよ会社全体として本格化するために事業部になりました。確かに前職で車販をやっていたからというのはありますね。課長とも前から、車販事業部を立ち上げたいと話していたので。こうしなさいと指示されるより自分で動くのが好きなので、認めてくれた部長や社長には感謝しています。高額車両を扱う時もすぐに決済を認めてもらえるので、割と自分で自由に動いていますね。

—改めて、車販買取事業のお仕事について教えてください。

各事業部から車の買取、査定などについてわからないことがあれば問い合わせが来て、いろんな店舗に出向く。中古車を査定して買取する。買ったら車をきれいにしてオークションに出したり、お客様にお売りしたり。仕入れのために業者まで仕入れに行くこともありますよ。簡単にいうと、中古車を引き取って、売り先を見つける仕事ですね。

カーライフの町医者としての貢献

—中古車を買う手段が増えてきているなかで、お客様がヤブサキで買うメリットは?

ガソリンスタンドや車検もやっている会社から買うことに安心があると思います。サービスステーションって車の町医者のようなもので、いつでもどんなことでも相談できる信頼関係が大事。「車のことなら何でも真志取に聞こう」と思ってもらえるような信頼関係です。だから車販と言っても買ったり売ったりだけでなく、その後のサポートが重要。お店を構えている以上、お客様から逃げることはできないですしね。お客様が事故を起こされた時も、曜日や時間関係なく電話がかかってきます。困った時に助けてあげられるのがヤブサキらしさではないでしょうか。うちに在庫がない車を希望されたお客様のために、ディーラーを紹介したり、オークションや中古車屋さんから急いで仕入れたりすることもあるんです。

—町医者としてのサポートということは、お客様は地元の方が多い?

基本はそうなんですが、実は他地域の方も多いんです。近場で東京の方も多いですし、紹介で福井や米沢までうかがったこともあります。たまの地方出張は美味しいものが食べられていいですね。楽しくやってます。

—信頼されているからこそ紹介もある、ということでしょうか?

信頼されているからこそ、めちゃくちゃ怒られることもありますけど(笑)。一度、納車してすぐに事故に遭われたお客様がいて。お宅まで様子を見にうかがったら怒りの矛先が僕に向かってきてすごく怒られましたね。怒り終わったらスッキリされたようで、そのまま次の車の商談になったといういい思い出なんですけどね。実はその方は飲食店を営んでいて、うちの忘年会や新年会は毎年そこでやっているんです。会社ぐるみの付き合いですよ。

事業が増える、部活も増える

—事業部の今後の展望を聞かせてください。

会社の太い柱に早くなりたい。車検、保険、法人営業と数ある事業と同じように会社の軸になっていきたいです。主軸がたくさんあると、もちろん会社の経営上もいいですが、それ以上に新入社員にとってもいいと思うんですよね。職種や業種の選択肢が増えて適性を活かしやすくなりますし、そうでなくともたくさんの事業を経験してスキルアップしてもらいたい。複数の事業を経験して視野を広げるのは大事だと思いますね。

—部署異動は柔軟ですか?

今はどうだろう。でも、くすぶってそうな子は別の部署に移してチャンスを与えるようには社長も気をつけていると思います。それに、部署を異動しないにしても部署を超えた関わりは多いので、聞こうと思えば違うフィールドの知見も聞けるんじゃないかと。部活が多いんですよね。今まで釣り部、マラソン部には所属してきたのと、これからはキャンプ部を作ろうと思ってるんです。すでに一部のメンバーとはキャンプに行っていますよ。あ、そういえば仕事の話はほとんどしてないな。まあでも、その方が楽しいんじゃないですか。上下関係も特に感じないですし、自分の思いはぶつけやすい職場だと思います。

遠慮しないで想いを伝えよう

—最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします!

僕自身がそうだったように、いろんな新しいことができる会社だと思います。思ったことを上長に話せば実現することも多い。「車は詳しくないから…」という不安も入りません。車好きだけの会社じゃないですよ。だから物おじせずに、思ったことはどんどん話してほしい。せっかくちゃんと考えているのにかしこまっちゃって、もったいないなって感じる時があるんです。少なくとも僕の社会人1年目の時よりはみんな立派だと思う。社長も若手の教育に熱心だし、絶好のタイミング。入社をお待ちしています。

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