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これからどうなるガソリンスタンド? 社長の未来予想図、聞いてきました

成長したいなら、成長業界に行くべき。就活でよく聞く言葉です。では、ヤブサキはどうでしょうか? 成長業界でしょうか? ガソリンスタンド?うーん、将来性はどうなんだろう…。気になるヤブサキの行方、誰に聞くべきか。よし、ずばり社長に聞いちゃおう! ということで方々を飛び回る社長をつかまえて、たくさん聞いてきました。

まだまだ熱いぞ、ガソリン車市場

—こんにちは、社長! ヤブサキの業績はどうですか?

いきなりすごいこと聞くね〜。2021年度は、前年比で自動車販売は120%に伸びて、車検販売も110%強でしたね。

—それは、やっぱりコロナ禍が理由だったりしますか?

車を使用する人が増えたという話はありますね。ただ、我々が戦略的に事業を育ててきた結果でもあると思います。

—数字に表れているとおり、自動車や車検の販売に力を入れてきたという側面ですね。

そうです。今やガソリンスタンドは、ガソリン補給の場ではなく、お客様のカーライフを支える拠点です。車検、自動車、自動車保険、修理などトータルでカーケアを提供していく。この業態は今後も非常に重要になってくるでしょう。

—なるほど。昔ながらの燃料販売の将来性はどう見ていますか?

脱炭素や電気自動車など話題になっていますが、急にガソリン車がなくなることはありません。日本全国で6,000万台の車が走っていて、年間の新車販売は300万台。仮にこの300万台全部が電気自動車になったとして、6,000万台との割り算や、一台の平均使用年数13年ということを考えると、日本をガソリン車が走らなくなるまで20〜30年かかるんですね。これ、あくまで新車販売の全てが電気自動車になった場合ですよ。

—燃料販売ビジネスは少なくとも30年は続くと?

ガソリン車に乗る人は比率が下がりながらも30年はいなくならない。ビジネスである前に、社会インフラを支えているという使命感からも、燃料の安定共有は続けなくてはいけないと思っています。

社長、CtoCって何ですか?

—では、燃料供給とカーケアの2軸が今後もヤブサキの事業になるわけでしょうか?

まだあと2軸、今後のアイデアがあります。1つは、顧客基盤を活かしたCtoCビジネスです。例えば、うちの菅野SSでいうと、月間1万5,000台くらいのお客様が来店し、そのうち7割が固定客。お客様の車がどれくらい走行していて、車検はいつで、修理はいつで、オイル交換はいつでという膨大なデータを持っている。これが顧客基盤です。

—その顧客基盤をどうやって活かすのですか? そもそもCtoCとは?

私がお客様にサービスを提供する流れは、BtoCですよね。企業(Business)から顧客(Consumer)へという流れです。CtoCというのはお客様同士の繋がりです。ヤブサキの顧客基盤でできるCtoCといえば、例えば、Aさん家族は月に1回しか車に乗らないとします。一方、Bさん家族は毎日何度も乗っていて、1台じゃ足りない。そこでヤブサキは「Aさん、Bさんにお車貸しませんか?」と声をかけられるわけです。「Bさんも弊社の優良顧客なので安心してお貸しいただけますよ」「思い切って売るというのもアリですね。今の市場価値から考えるといい値段で売れますよ」というふうに話を繋げられる。自動車についての知識、顧客基盤、お客様から顔の見える信頼感。ヤブサキはこの3つが揃っているので、日本では難しいといわれるCtoCにもチャレンジできると思います。

自動車から離れたビジネスでもいい

—マッチング、シェアリングはまさに現代的なサービスで面白そうですね。最後のもう1軸とは?

「カーライフからライフへ」をキーワードにした、何でも屋になることです。今もうすでに始まっていることでは、生命保険の販売があります。自動車保険まではカーケアの一環でしたが、生命保険ともなると自動車とは直接関係ないですよね。

—何でも屋として、生命保険の次は?

新店舗では、コインランドリーやカフェの併設を企画しています。あとはシニア向けのサービスですね。電球の交換や荷物運び、リフォームなどお困りごとを出張で対応するということも考えています。まさに何でも屋ですよね。出光はガソリンスタンドが何でも屋になることを「よろず屋になる」と表現していて、まさにその私もその考え。

—何でも屋としてお客様からさまざまなニーズを引き出すためにも、顧客基盤が価値となるのですね。

そうですね。ただ、今までのように営業が自分の頭でお客様数百人の顔を覚えるという時代でもなくなってきている。最新の顧客管理システムにAIを入れて、需要予測を行うべきだと思います。それもシステム会社とすでに話を進めています。

—広がる未来にワクワクしますね。

とにかく、ガソリンスタンドがやるべきことは広がっていくし、それで事業も成長している。「カーライフからライフへ」という今後の方向性に共感できる人たちに入社してほしいですね。

—最後に、今回も学生へのメッセージで締めていただけますか?

ヤブサキは、事業が多角化していく中で、職種も多様化しています。自分が向いている仕事がわからないという方こそヤブサキをお勧めします。入社後に適性を見極めて、本人がやりたいと思える仕事に導けるかなと。それこそが変革期にある業界、会社のメリットだと思います。

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